二重まぶた

小児のワクチン接種、10都府県が前倒し新型インフル

2009/11/12 07:01

健康な子どもに新型の豚インフルエンザワクチンを接種し始める時期を、当初の予定より前倒しする地方自治体が10都府県に上ることが11日、朝日新聞の調べでわかった。他に14県が前倒しを検討している。11日夜になって、厚生労働省が、大人への接種を原則1回とする方針を示した。妊婦や持病のある人に接種する予定だった国内産ワクチンの2回目の分が浮く計算になるが、それらのワクチンは12月半ば以降に届く予定のため、自治体には、健康な子どもへの接種の前倒しにはつながりにくいという見方が強い。当初、健康な子どもへの接種は12月上旬からとされていたが、重症例や入院例が目立つため、厚労省が6日に都道府県に前倒しを要請。朝日新聞は都道府県の担当者に検討状況を尋ねた。14日に始める大阪府は、医療従事者用に用意していた約5万回分のワクチンを回す予定。子ども用に換算すると約10万回分になる。最初は希望する子らの3割程度にしか供給できないとみている。東京都は持病のある人への接種を減らして16日に始める。前倒ししないと答えたのは11日夕までに11県。12道府県は「未定」などと答えた。多くの自治体は「年内は少しでも多くの人に1回目を打つのが目標なので、スケジュールは変わらない」としている。ワクチンは月に2度のペースで段階的に出荷されるが、個別の医療機関への配分量は、今のところ希望を大きく下回っているという。沖縄県では、配分量を大きく上回る予約があり、予約受け付けを一時停止する事態になった。別の県の担当者は「ワクチンの配分が増えるわけでもないのに、1回だ2回だと目まぐるしく方針が変わっても、ただあきれるだけだ」と話した。

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